京都の花街って?芸舞妓さんのあれこれ・しきたりや芸事

  • 2021年4月12日
  • 2021年4月12日
  • コラム
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京都といえば、舞妓さんといういうイメージを持つ方が多いと思います。

実際京都に住んでいても、芸舞妓さんの出会える機会はほとんどなく、敷居が高く謎に包まれた世界です。



 
今回は京都の花街の文化やしきたりを紐解いていくよ♬






現存する京都の花街「五花街」


「花街」(かがい)の呼称はもともと中国が発祥と言われています。

京都の花街は、国の管轄の島原をはじめ、上七軒、祇園東、祇園甲部、先斗町、宮川町を「六花街」と呼ばれ長くお茶屋を営業していました。

現在では島原は営業終了し「五花街」が残っています。

また「京都をつなぐ無形文化遺産」としても認定され、京都の文化を支えています。




舞妓さんになるには?厳しい修行



昔は知り合いを頼って屋形に紹介をしていた時代もありましたが、現在ではお茶屋を総括している組合のHPや各花街のお茶屋など直接問い合わせができるようになったそう。

特に資格はなく、日本舞踊、三味線等の芸事に興味があり、中学卒業で親権者の同意があればだれでも志願できるそう。

舞妓志願の女性は、まず屋形の住み込みから始まります。
屋形では、お姉さん方のお世話や、置屋の手伝いをしながら、行儀作法から京ことば、芸事などを教え込まれる時期を「仕込み」といいます。

10ヶ月~1年でそれらを取得し、お母さんのOKが出れば「舞妓見習い」の期間を経て、晴れて舞妓としてお座敷にでられます。このことを「店だし」といいます。

舞妓デビューしてからも、舞踊の他にも三味線、お囃子、唄、茶道など芸とおもてなしの厳しい修行は続きます。

ちなみに新米舞妓さんの見分け方は、下唇のみに紅を差している、「ぶら」といわれ揺れるかんざしを差しているのが特徴だそう。





花街用語


芸舞妓さんをはじめ花街の人々が使う言葉を「京ことば」といいます。そんな京ことばの中よく出てくる花街用語について紹介します。


置屋

置屋は芸舞妓さんが所属する家のこと。女将さんや姉さん方と一緒に生活します。
特に舞妓さんは未成年なので、女将さんが生活全ての面倒をみています。
仕込み時代は修行の合間に、掃除や洗濯などの家事をこなさなくてはいけないそう。


●お茶屋

芸舞妓さんを手配して飲食を提供するお店のこと。芸舞妓さん家が置屋、職場がお茶屋です。
お茶屋さんでは料理やお酒は近隣の仕出し屋さんから取り寄せているそう。

●ぽっちり

着物の帯締めのこと。めのうやサンゴ、真珠などが施された大ぶりな帯締めです。


●だらり帯

舞妓が使用する帯で、だらりと長く垂れ下がるのが特徴。舞を舞った時や後ろ姿がとても美しい。


●半だら

見習い中の舞妓さんん帯で、だらり帯の半分の長さ。

●男衆

芸舞妓の衣装の着付け師のことで、着付けだけではなく身の回りの世話などもするそう。花街で欠かすことができない裏方。
重量のある帯や着物を短時間で着つけるため体力のある男性が多くみられます。


襟替え

舞妓が晴れて芸妓になること。舞妓時代の赤襟が白襟に変わることからそう呼ばれています。
舞妓から芸妓になるためには、舞妓として一人前の仕事ができているか、お座敷での振る舞いが適正と認められることが必要だそう。





花街の行事


花街では毎月独自の行事が行われており、芸舞妓さんが京都の伝統行事の参加するなどもあります。
花街の年中行事を紹介します。


●始業式

花街でいう始業式は、新年を迎えて芸舞妓が一堂に会して精進を誓う行事。お世話になっているお茶屋や飲食店、男衆などに挨拶回りをす姿は冬の風物詩でもあります。

●初寄り

京舞井上流の稽古始めの日。井上流を学ぶ祇園甲部の芸舞妓たちが家元の自宅を訪ね、新年の挨拶とともに稽古に励むことを誓います。

●八朔

八朔とは8月1日のこと。芸舞妓が正装の黒紋付で芸事の師匠やお茶屋さんに挨拶回りする行事。


●お化け

節分の日、芸舞妓は八坂神社や北野天満宮で舞の奉納や豆まきをします。その夜は趣向を凝らした扮装でお茶屋をまわります。

●顔見世総見

南座で全ての芸舞妓さんが集まり、芸事の勉強を兼ねて観劇する行事。

●をどり

芸舞妓が日々の芸事を披露する「花街をどり」は春から秋にかけて各花街の歌舞練場にて行われます。
北野をどり(上七軒)、都をどり(祇園甲部)、京おどり(宮川町)、鴨川をどり(先斗町)、祇園おどり(祇園東)があります。
6月には五花街合同公演「都の賑わい」が開催。年に一度だけの特別公演です。




 
伝統と格式を重んじる花街、そこで生活する芸舞妓さんたちが
京都のおもてなし文化やや伝統芸能などを支えてくれているんだね!






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