京の近代建築

  • 2021年8月6日
  • 2021年8月12日
  • コラム
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寺社仏閣や京町家が多いイメージの京都ですが、京都には当時の面影を残したままの美しい近代建築があります。


近代洋風建築は明治10年代から建てられはじめた言われています。


今回はノスタルジックな雰囲気の京都の近代建築の紹介します。





京都市京セラ美術館


昭和8年、前田健二郎設計の京都市美術館は、建設当時は関西最古の国立美術館でした。



「日本趣味を基調とすること」を条件に建設された美術館です。

2017年から始まった大規模改修後、ネーミングライツを導入し、50年間の契約を京セラと締結。
「京都市京セラ美術館」として新たなスタートを切りました。

重厚な外観は創建当時のまま。和洋折衷様式を取り入れたどっしりとしたれてレトロな建物。




東西南北4つの広場では、特徴的な壁の大理石や、床のモザイクタイル、天井漆喰など歴史的な創建時そのままの佇まいを残しています。



創建当時のデザインを生かしながら現代的な要素を加えた、「故」と「新」の融合が美しい美術館です。







大山崎アサヒ美術館


都府乙訓郡大山崎町にある京都府の登録博物館「アサヒビール大山崎山荘美術館」



元々は関西の実業家・故加賀正太郎氏が大正から昭和初期にかけ建設した別荘「大山崎山荘」、しかし平成にはいり取り壊しの危機に。

そこでアサヒビール株式会社は、大山崎町と協力して山荘の復元整備を行いました。

安藤忠雄氏設計の新棟「地中の宝石箱」などを加え、1996年春に「アサヒビール大山崎山荘美術館」として開館しました。


重厚感あふれる英国風の美術館は、加賀正太郎がイギリスのチューター・ゴシック様式を基本にして設計し、大正時代に木造で建てられたのち、昭和初期に大幅に増築されたそう。



大きな出窓に煙突、まさに英国の洋館。現在ではほぼ見ることが出来ない美しい建築物です。








京都府立図書館


岡崎にある明治42年武田五一設計、平成13年に建て替えられた「京都府立図書館」


ルネサンス風の現代建築は当時の面影を感じさせます。


アーチ型の窓や扉に施されたデザインなど細部までこだわった設計。

多様な様式を得意とした武田五一は、京都市役所本庁や京都大学100周年時計台記念館、関西電力京都支社など多くの設計に関与しています。







京都国立博物館


東山区にある「京都国立博物館明治古都館」は明治28年に片山東熊設計の西欧洋式建築。

片山東熊は、明治維新後にお雇い外国人として来日していたジョサイア・コンドルに建築を学び、ヨーロッパ各地を訪れ洋風建築を学びました。


赤レンガがクラシカルな雰囲気を醸し出しています。





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