京の鬼門

  • 2021年5月26日
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  • コラム
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古来から京都では「鬼門」という概念が浸透していて、京都において鬼門は「東北の方向」とされています。

現在に至っても京都の各所で鬼門対策をされているのを見かけることができます。

 
京都の鬼門について紹介するよ★




陰陽道と鬼門






日本では当時、鬼が災害疫病などすべての災厄の元凶であるとされていました。

794年に桓武天皇によって平安京をうつされた時、「青龍・白虎・朱雀・玄武」の「四神相応」に基づいて、方位を大切にして創られました。


平安時代、安倍晴明の陰陽道が広く信仰されるようになり、陰陽道では北と西は陰、東と南は陽とされ、その境目である東北と西南は、陰陽が反転するところなので鬼が出入りする忌むべき方角とされ、東北は表鬼門、西南は裏鬼門と呼ばれるようになったそう。

京の都を護るため、寺社やお寺が鬼門の方向に置かれ対策が講じられています。






京都の鬼門を護る寺社


鬼門を重視していた平安京では、北東に寺社仏閣を置きました。

❶延暦寺
788年に最澄によってひらかれた天台宗の総本山。
平安京の北東にある延暦寺が鬼門を護る寺院として建立。


❷赤山禅院
左京区にある赤山禅院には陰陽道の始神「赤山大明神」が祀られています。
拝殿の屋根には、金網に入った鬼門除けの猿が置かれています。
猿は邪気を払う力があるとされます。金網の中にいるのは夜になると暴れだし、いたずらを繰り返したため閉じこめたのだと言われています。

❸吉田神社
左京区にある吉田神社。平安京の北東に立つ吉田山が都を護るとされて拝められていました。
現在でも吉田神社の節分祭は有名。

❹八大神社
左京区にある八大神社は、鎌倉時代に創建され表鬼門として守護されている神社。

❺松ヶ崎大黒天
左京区松ヶ崎にある松ヶ崎大黒天は、鬼門守護であることから開運招福の神とされています。京都七福神のひとつ。

❻幸神社
京都御所の北東にある神社で平安京創建当時、鬼門除けの神社として建立。

❼石清水八幡宮
八幡の男山にある石清水八幡宮は、南西にあることから裏鬼門とされています。





街中の鬼門封じ


街中を歩いていると各家の北東の箇所に鬼門除けをしているものを見かけます。


●南天
風水で良いとされている南天は、邪気を払うとされており鬼門に植えられています。

●盛塩
塩には穢れを払う効果があるとしいて、鬼門裏鬼門に置かれることが多いです。

●白石
小さく区切られた場所の白い石を敷き詰めています。京都の街中でよく見かけます。








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