京都の伝統的建造物群保存地区

  • 2021年5月23日
  • 2021年5月23日
  • コラム
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日本一景観条例が厳しい市と言われている「京都市」

京都市は「市街地景観整備条例」が制定されいて、建物の高さ制限があり、東寺の五重塔(約60m)より高い建物が建てられなかったり、店の看板などに一定の規制を設けていて、赤や黄色などの派手な看板は禁止。

また京都市は昭和50年に街並み景観保全のために「伝統的建造物群保存地区」制度を制定。

京都市で国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けているのは、現在4地区。


4地区では、伝統的な様式をもつ建造物について、その様式に従って修理を行い、京都市が保存を行っています。


 
今回は「伝統的建造物群保存地区」について紹介するよ★





上賀茂


上賀茂神社の門前の明神川沿いにある社家町一帯が「伝統的建造物群保存地区」として制定。

社家とは、神社に仕える神官の住宅で、ここ周辺は賀茂一族の子孫に限られていたといわれています。

明神川沿いには社家が20軒ほど立ち並び、情緒ある街並みが広い範囲が残っているのは全国でもここだけだそう!


土塀をめぐらし門を構える外観と穏やかに流れる明神川、そして小橋がかかる様子はなんとも情緒溢れる景観。

社家の中で唯一見学ができるのが「西村家住宅」
明治時代後期に西陣織物業の西村清三郎が別宅として購入したもので、庭園は京都市指定名勝に指定されています。





産寧坂


京都で最初に指定。高台寺下、八坂の塔、二寧坂を経て産寧坂(三寧坂)に至る範囲。
八坂の塔や高台寺などと、江戸時代末期から立てたれた町屋一帯が指定されています。


ねねの道の南側にある「石塀小路」は、明治時代に個人が開発した住宅地で、下河原町通から高台寺下まで続いています数寄屋の住宅が立ち並ぶ様子は京都らしい風情のある街並み。



祇園新橋


祇園縄手通の東側、新橋通や白川に面する一帯が祇園新橋。

お茶屋が立ち並び、保全された町屋の家並み、石畳が美しい、祇園の中でも最も京都らしさを感じさせる場所。




白川にかかる小さな橋「巽橋」や、舞妓さんたちが芸事の向上を祈願する、巽橋のそばにある「辰巳大明神」なども見どころ。

特に桜の名所としても有名で、桜と石畳、柳の風景は絶景です。





嵯峨鳥居本


火の神様でもある愛宕神社の一の鳥居前に形成された街並みで、約600mの区間に町屋と茅葺屋根の民家が立ち並びます。

町屋風の家屋も農林業に関わったものが多く、間取りは農家的。全国でも珍しい、町家と農家の共存を見ることができます。


愛宕神社の一の鳥居のふもとに位置しする「平野屋」は四百年の歴史を持つ由緒正しいお茶屋さん。
春は山菜、夏は鮎、秋は松茸、冬はぼたん鍋と、季節ごとに京都らしいお料理が楽しめるお店です。



また府内では、南丹市美山の山村集落「かやぶきの里」、伊根町の漁村「伊根の舟屋郡」、与謝野町の製織町「ちりめん街道」が制定されています。






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