京都のユニークな地名・10選

  • 2021年4月30日
  • 2021年4月30日
  • コラム
  • 18View
  • 0件




千年以上の歴史ある京都には、数々の伝説や伝承などに由来した一風変わった地名や町名が存在します。

京都に住んでいても、これなんて読むの?面白い名前やな…と思う地名や町名があります。


 
今回は京都の変わった地名や町名、その由来を紹介するよ♪









天使突抜町


天使が突き抜ける町?!可愛らしい名前の天使突抜町(てんしつきぬけちょう)

場所は堀川五条通を少し東に入ったとこにあり、天使突抜町は1丁目~4町名まで存在します。

天使社と呼ばれていた「五条天神宮」の境内を貫通して町が開かれたことから由来しているそう。

地元の人々が信心していた五条天神宮の境内を突き抜けて道を作れと命令したのは豊臣秀吉。庶民たちは皮肉を込めて、天使突抜町と呼んだと一説もあります。





悪王子町


天使もいれば悪魔もいます(笑)

四条烏丸から少し下がったところにある「悪王子町(あくおうじちょう)」は、昔この地に「悪王子社」があったことに由来されています。

悪王子社は現在では八坂神社の境内に祀られています。





閻魔前町


天使、悪魔、に続き閻魔様の登場です(笑)

千本鞍馬口のある「閻魔前町」
平安京時代の三大葬送地であった「蓮台野」の向かいにあり、閻魔様が住む場所と言われていたのが由来。

閻魔前町の向かい側には閻魔様が祀られている「千本ゑんま堂」があります。
この地に住むからには嘘をつけないですね(笑)




匂天神町


烏丸松原にある「匂天神町(においてんじんちょう)」は明治2年に生まれた町名。

江戸時代に「匂天神社」があったことからこの町名がついたそう。明治時代に廃社となり、現在では祠が京都銀行本店に祀られいます。





二帖半敷町


四条烏丸の周辺「二帖半敷町(にじょうはんじきちょうう)」、二畳半ほどの狭い地?三条と二条の間?と思いましたが違いました(笑)

昔この地に五条寺という寺があり、住職がふたりの弟子に寺を二等分して分けて与えたことからこの名がついたそう。五条寺を畳五畳に例え、二等分の二畳半にしたことが由来。





物集女


向日市にある「物集女」は「もずめ」と読み、この地の主要幹線道路は「物集女街道」と呼ばれています。

昔、大阪の百舌鳥あたりから、人々が移り住んだことに由来されています。




丁子風呂調


上京区の京都府庁の西側にある「丁子風呂町」は「ちょうしぶろちょう」と読みます。

江戸時代にこの地に「丁子風呂」という銭湯があったことに由来しています。複雑な歴史が由来している町名が多いなか由来が風呂屋とは…(笑)





鹿ケ谷


京都市左京区にある地名「鹿ケ谷(ししがたに)」は、平安時代の僧・円珍がこの地を訪れた際、一頭の鹿が現れ、円珍を導いたという伝承に由来しています。

平家打倒の陰謀を企てた「鹿ケ谷の陰謀」の、僧・俊寛の山荘があったことでも有名。




釜座通


京都市の南北の通りである「釜座通(かまんざとおり)」は下立売通りから三条通までの1.2㎞の通り。

鎌倉時代に茶釜を造る釜師が集まり「釜座」という組合を作っていました。釜の座が転じて釜座になたったそう。

現在、釜の美物館「大西清右衛門美術館」が釜座通にあります。




血洗町


京都市山科区にある地名「血洗町」なんともおどおどしい町名です💦

インクラインで有名な「蹴上」
源義経が奥州に向かっている途中、正面からやってきた武士の乗っていた馬が蹴り上げた泥水が義経にかかり、激怒した義経が斬り殺したことから「蹴上」という名前がついたそう。

そして血の付いた刀を現・山科区にある池で洗ったことが「血洗町」の由来。




難解でユニークな地名の多い京都。
長い歴史を経て転じた名前だったり、その場に関係する出来事や歴史的人物に由来する、京都ならではの変わった地名や町名が今でも残されていると言われています。






京つづり ブログの最新情報をチェック!
>


伝統と革新の調和する京都
四季それぞれの魅力があり
かわいいもの
おいしいものがあふれる京都を
たっぷり楽しんでおくれやす