京のお盆行事

  • 2021年5月24日
  • 2021年5月24日
  • コラム
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京都では先祖の霊のことを「オショウライサン」、お盆のことを盂蘭盆会(うらぼんえ)と呼びます。

8月初旬にオショウライサンをお迎えする「六道まいり」、8月16日の「大文字五山送り火」、8月下旬には「六地蔵巡り」や「地蔵盆」が行われます。




 
京都のお盆行事について紹介するよ★




六道まいり



京都では先祖の霊のことを親しみを込めて「オショウライサン」と呼びます。

漢字で明記すると「お精霊さん」

毎年8月7日~10日にわたり、東山区の「六道珍皇寺」では「六道まいり」というお精霊迎えの行事が行われます。

六道珍皇寺周辺は、平安時代は「鳥辺野」と呼ばれた葬地の麓でした。
そのことから冥界への入り口と信じられており、お盆に帰ってくお精霊さんは、必ずここを通るとされていたそう。


六道まいりの期間は、京都の花屋が参道に出店し、高野槇や蓮やほおずきなどの盆花が売られています。

高野槇とは霊木とされ、オショウライサンは高野槇の上に乗ってこられるそうです。

高野槇を購入した後は「水塔婆」という塔婆に戒名を書いてもらい、境内にある「迎え鐘」を衝きます。
オショウライサンをお迎える合図となる鐘の音なんだそう。

最後は水塔婆を線香で浄め、地蔵堂にて水で綺麗にして納めます。


2020年はオンラインによる代参供養が行われ、祈祷された高野槇の自宅配送や水塔婆が行われました。2021年は5月時点では未定。





五山の送り火


8月16日の行われる京都の夏の風物詩でもる「五山の送り火」は、お盆にお迎えしたオショウライサンを再びあの世にお送りする行事。



夜8時から20分間、5分間隔で点灯されます。

東山如意ヶ岳の「大」、松ヶ崎西山の「妙」と「法」、西賀茂船山の「船型」、金閣寺裏手の「左大文字」、嵯峨鳥居本の「鳥居型」の順番で次々と点火する様子はなんとも幻想的。

燃やされているのは護摩木。前日までに各場所にて護摩木が授与されます。大文字では約1万5000本もの護摩木が保存会によって燃やされます。

送り火の様子は、KBS京都テレビにて生放送されるので自宅にいながらも五山の送り火を見ることができます。



2020年は規模を縮小して行われました。2021年は未定。






地蔵盆


京都では市内の各所で、8月下旬の土曜・日曜に「地蔵盆」が行われます。

地蔵盆とは、町内ごとに地蔵尊にお供えをし、無病消息を祈願する町内と子どもをつなぐ伝統行事。

主役は子ども達で、数珠回しやゲーム、福引などがあり、一年に一度の大切な地域社会の行事です。





六地蔵巡り


毎年8月22日、23日に京都の旧街道にある6体の地蔵尊が安置している寺を巡礼する行事。

伏見六地蔵の「大善寺」、鳥羽「浄禅寺」、桂「地蔵寺」、常盤「源光寺」、鞍馬口「上善寺」、山科「徳林庵」の順に巡り無病消息をを祈ります。

山科では「四ノ宮祭」とも呼ばれ、2日間にかて露店が軒を連ね、沢山の人で賑わいます。


2020年は露店は出店なし。2021年は未定。



オショウライサンをお迎えすしお送りする日本独特ならわし。
後世に伝え、大切に受け継がれていってほしい伝統行事です。






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