無形文化遺産・京野菜

  • 2020年11月23日
  • 2020年11月23日
  • コラム
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京都には、独特の風土の中で育てられてきた美味しい野菜が沢山あり、それは「京野菜」と言われ、多くの京都人に親しまれているよ⭐

その中でも、「京のブランド産品」と呼ばれる、特に品質に優れた京都産の農林水産物が30品目あるよ。

今回はその中でも特に有名なブランド産品を紹介します♬

①聖護院(しょうごいん)大根


聖護院地区(左京区)を中心に栽培されてきた丸い形が特徴的な大根。


無病息災を願う京都の冬の風物詩としても知られているよ。

また毎年冬に行われる「千本釈迦堂の大根焚き」では聖護院大根が使われているそう。

ちなみに、聖護院かぶは京漬物「千枚漬け」の材料として有名。




②賀茂茄子(かもなす)


上賀茂(北区)の特産品で、直径が12~15㎝ほどの丸ナス。賀茂茄子の田楽が美味しいよ。

皮が薄くて柔らかい「山科茄子」も京のブランド産品のひとつ。



③九条葱


九条付近(下京区)で栽培された長くて柔らかいのが特徴。甘くて風味の良い青ネギ。現在でも下京区や伏見区などで葱畑をよく見かけるよ。

西木屋町にある人気のお店「葱や平吉」でも九条葱を使用しているよ。


④金時にんじん



細長く、中は鮮やかで赤い紅色をしているのが特徴。お正月にはよく見かける人参。

柔らかく甘みがあり、煮しめや粕汁など冬の京料理や、紅白なますなどのお節料理にも使われるよ。

⑤くわい


かって南区の東寺の周辺で栽培されていたけど、現在では京都府南部や南山城村でわずかに栽培が続けられているよ。


くわいは「芽が出る」ことから、縁起物としてお正月料理などに多く使われるよ。


他にも、万願寺とうがらし、丹波栗、堀川ごぼう、えびいも、丹波ぐじ、京丹後メロン…など。


 
栽培に適した京の気候と土地、美味しい地下水、そして農家の方々の努力で、作られてきた京野菜。絶滅した京野菜もあるそうなので、大切にし後世に残したいね。



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